ペイン

シンクロナイズドモンスターのペインのレビュー・感想・評価

4.0
“ダメ・ハサウェイ”

松本人志の「大日本人」が生涯ベスト映画と語る本作のナチョビガロンド監督…正直不安でしかなかったのだが…笑

結論はこれフィルマでの評価低すぎないか?(笑)めちゃ変な映画ではあるが最高じゃないか!

あくまで本作に出てくる“怪獣”っていうのはメタファーであって、その先の人間ドラマがメインの話ですよこれは。

私はシャーリーズ・セロン主演の「ヤング≠アダルト」とかいわゆるアダルトチルドレンな女子の成長ものが大好きなので本作はたまらなくツボに入りました。

髪の毛ボサボサで若干下半身がだらしないダメ・ハサウェイが超キュート。最初デビュー仕立ての頃なんかは「プリティープリンセス」とかいわゆるお嬢様系女優だった彼女も今や自堕落な女を演じさせたら天下一品!

たしかに映画として細部の作りが緩いところはあるけどなんだか突飛な設定も相まって行くとこまで行ってて可愛らしいというか愛嬌がある。

最近も、TOKIOの某メンバーのトラブルとかジョニー・デップのトラブルとかいろいろあるけどやっぱり“酒は飲んでも飲まれるな”ですね。ってなわけで突飛な設定とは裏腹に物凄く心に沁み入る良い映画でしたよ感想。
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