2回鑑賞。
アン・ハサウェイ主演、制作総指揮の【怪獣アク
ション】。
憧れのNYで働いていたグロリア(アン・ハサウェイ)は失業して酒浸りの日々、挙げ句に恋人ティム(ダン・スティーヴンス)に家を追い出され、故郷へ帰り、幼馴染のオスカー(ジェイソン・サダイキス)の経営するバーで働く。その時、韓国ソウルに【巨大怪獣】が突如現れたというニュースがテレビで入る。その衝撃映像に驚愕する中、グロリアはある異変に気付く…。
等級は【A級女優の出ているB級映画】という感じか⁈
プロットは面白いが、メインのやりたい事を押し出そうと重視し、肝心のこうなった根本的理由は描かれず終いで雑だ。
コメディだろうとシリアスだろうとそこは描かないと納得出来ない。
ジャケや予告編を観る限り、コメディ路線と思わせる宣伝なのだが、いや、実際途中まではそんな作風だったのだが、後半はシリアスな展開になる。印象が変わってくるのだ。
【コメディ路線で一貫】してラストまで突っ走った方が成功していたと思う。
アンはやっぱり魅力的であり酒浸りの頭ボサボサのダメウーマンを演じても清潔感が消えないというか、良い意味で似合わなかった。
ラストも一見唸りそうだが、冷静に考えれば、或いは勘の良い人なら、これしかない!という展開だろう。