じょにー

シンクロナイズドモンスターのじょにーのレビュー・感想・評価

2.2
アメスパに突入する前の箸休めとして。
って、なにこれ。こんな作品だったのね、、、。

一個人のどうしようもない内面と怪獣という絶大な存在をオーバーラップさせてるんだろうけど、いかんせん方向音痴すぎた。
ラブコメ→エンタメ→サスペンス→サイコホラー→ヒーローってとこかな。どこ行くねーん。笑
そりゃもう近所の砂場で呑んだくれてると思ったら韓国で大暴れしてたくらいのハンドルのすっ飛びっぷりでした。

序盤のバーでのセリフが暗喩になってるのもわかるけどどこかに繋がったようには見えなかったし、「最もバカな行為」の件はすべてが理解不能だった、、、。なんであれにちょっとときめいたん?
もっとふわっとした作風だったら主人公グロリアの精神的な話だったんだな、ってサブカル映画として楽しめそうなんですけどね。

最後には機転を利かせて一応の着地はするけど、物語としてまとめましたという訳でもなく。
怪獣の描写はよかったけど主人公がアン・ハサウェイじゃなかったらほとんど拷問だった。
じょにー

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