シンクロナイズドモンスターの作品情報・感想・評価

「シンクロナイズドモンスター」に投稿された感想・評価

一言で言うと、「狂歌」みたいな映画だ。
本作は、主演のアン・ハサウェイが製作総指揮も務めている。見てみると、その理由がわかる。

ネタバレを含まずに本作のテーマ的なものを説明するのはなかなか難しいけれど、この作品には中盤から「敵」が出てきて、怪獣とシンクロしたヒロインの前に立ちはだかる。それが象徴してるものがなんなのか、というお話だ。

だから、特撮映画だヒャッホウ!と思って観賞すると、「あれ……」ってことになる。この映画は、かなり、いやとても、メッセージというか思想が強い。エンタメとは真逆にある作品だ。

狂歌というのは、腐敗した政治とかを揶揄するときに、そのまま書くと打ち首とかになるから、バレないように歌に混ぜて「わかる人はわかる」感じで作られたもの。

本作もそういう感じで、怪獣映画に見せかけた思想映画だ。宗教的なものじゃなく、現代社会におけるヒエラルキーへのアンチテーゼというか。

映画の中には、作り手がある強烈な思いを届けたくて生み出すものがあって、それは音楽とか漫画とか小説とかでもそうだけど、僕はそういう作品に出合うと大抵「ウッ」ってなる。カルピスを原液で飲まされたような感じだ(たとえが貧困!)。

だからこの作品を肯定することも、否定することも、ない。受け止めるだけで精一杯だ。そしてそれで良いと思う。共鳴する人もいるだろうし、拒絶する人もいるだろう。ただ、作品を見た人々に対し、届けることはできた。それだけでも、多分この作品は成功だ。

ただ、この作品を手がけたということは、アン・ハサウェイはこれまでの人生の中で相当苦労してきたんじゃないかと思って、アンチに晒されたり理不尽なことを言われたり、なんだかううう……と思った。

1つの作品としては、無理がある部分も多いし、かなり見る人を選ぶとは思う。ただ、作品に込められた強烈な思いは、見た人がぽいっと捨てるには重すぎる。

ある意味、ワインスタイン騒動に先んじて「女性の叫び」を描いた貴重な作品と言えるかもしれない。それをアンが成し遂げたという事実は、賞賛されるべきなんじゃないかと思う。
思ってたより話が重い
nezumikunn

nezumikunnの感想・評価

3.6
アンハサウェイが公園でした行動がソウルでそのまま怪獣になって同じ行動をとるって感じのわけのわからない感じの映画で、、序盤は恋人に振られ田舎に帰って、飲んだくれながらバーで働いたりとつまんないヒューマドラマだと思っったが、、、中盤から狂気が見えてくる、最終的にアンハサウェイがソウルの街を悪いロボットから守る構図になり、思ったよりかは楽しかった。
かねてよりあちこちで指摘があるように、アン・ハサウェイは銀杏BOYZ峯田氏、バナナマン日村とほぼ同一人物であるわけで、そこに更にモンスターとシンクロするとなると最早収集がつかないのではなかろうか?
客席を裸でウロウロしてシャウトするモンスター。バラエティの司会で容姿を弄られるモンスター。あー、さほど問題は無さそうかな…。
とにかくアンハサを見たいし、怪獣も好き。この二つの化合物は当然好きに決まっとる。…世間の評価は今ひとつのようじゃが、日本ではその昔、獣肉食の習慣がなかったのはご存知かの?お若いの。先入観はいかん。ちゃんと味わえば良さは自ずと分かるんじゃ…。明鏡止水。心を無にしてWatch This Movieじゃよ。

…ぎゃあ‼︎何これ⁈全然面白くない‼︎
掴みこそB級モンスターマナーばっちりじゃんとか思ったけど、モンスター映画然としてるのは前半だけ。しかも、あんまり撮り方の工夫とか無いので本気度が疑わしい。…というか敢えて本気に見せないようにしてるかも?
後半に至ってはモンスターはマクガフィン的(なんか困る事の象徴)にしか用いられず、では人間ドラマが重点なのかと言えば、それも結局おんなじような揉み合いが続くだけ。ジェンダー論だとしても主人公当人に問題が有りすぎるし…。なにか高度なメタファーなのだろうか?仮にそうだったとしたら、分かりやすい面白さは不要なのだろうか?
何となく過敏になっているだけなのかもしれないけれど、作中「ウェス・アンダーソンみたい」なんていうメタっぽい台詞が有ったりして、“批評どんと来い”的なアティチュードが窺えちゃうですよ…。エフ・ユー・シー・ケイ!観客みんながみんなバークレー在住の評論家じゃねえぞ、と言いたい。言った。
褒めるところはきっちり褒めておくと、アン・ハサウェイ可愛い。これに尽きます。布団の虜のアンハサ…。酔っ払ってグデングデンのアンハサ…。これが銀杏BOYZ峯田氏だったら…普通。基本的に凛々しく麗しい印象しか持てていなかったアンハサにコメディエンヌとしての可能性を見出したのは手柄であった。ちょっと綾瀬はるかに通じる愛らしさですな。監督には褒美に使い切ったQUOカードを束で遣わそう。遠慮は要らんよ?

んー。アイディアはキライじゃ無いんですけどね。逆に言えば、面白くなりそうなアイディアをつまらない形で消費してしまった罪は重いのかもしれない。例えば、巨大化して万里の長城で踊り狂う老木怪獣クリストファー・ウォーケンとか見たかった。モルディブの海でバタフライする巨大水棲怪獣カトリーヌ・ドヌーヴが…。
アンナ

アンナの感想・評価

1.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルやパッケージ、あらすじ見たらコメディチックで面白そうと期待してたけど
中身は全然違った。

なんか幼馴染の男がサイコパスっぽくて怖い。アンハサウェイにもイラついた。いい女優なのに活かせてなくて勿体ない。

ストーリーに深みもなんもなくてジャケット借りして損したなと思ってしまった。
ジャケットも割とポップに見えたし、アン・ハサウェイも可愛いし、ってすげー期待して観てみたけど思いのほか地味で抜けの悪い映画。全然モンスター出てこないし。
もっとコメディだと思ったしモンスター映画だと思ったのにな、こう言うジャケット詐欺みたいなのどうかと思うわ。
も…もったいねぇ
1129da

1129daの感想・評価

3.1
アンハサウェイ演じるモンスターコメディ映画。

ストーカーちっくなサスペンス要素が意外と強くて、モンスター要素が思ったより少ないという。特に盛り上がるシーンもなく、キャラクターも薄い。
シンクロということで、パシフィック的なものを期待してましたが、人間がベースで戦います。
おバカ映画だと思ってたらぜんぜんシリアスサイコだった
やすす

やすすの感想・評価

3.5
アンハサウェイかわいかったし、テキトーに観る感じにはすごくよかった。
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