シンクロナイズドモンスターの作品情報・感想・評価 - 55ページ目

「シンクロナイズドモンスター」に投稿された感想・評価

怪獣のくだりは序盤のツカミ、そこからは主人公をとりまく登場人物の豹変に焦点が移り、後半は怪獣の設定をうまく絡めて怒涛のラストへ。
怪獣映画というよりサスペンス、サイコスリラーだが、その中での怪獣というギミックのまったく新しい使い方に感心した。
それでいてアイデア止まりでは全くなく、主人公のリアルなダメさや人間関係に暗雲が立ち込める細やかな演出、演技が素晴らしい。そしてコメディ要素もスベってない。アンハサウェイかわいい。B級感ムンムンでありながらかなりの実力派だと思う。
引っかかった点としては、人命がかかっていることに対するリアリティの欠如か。人命に対する2人の感覚の差を描こうとはしてるんだけど、どうも災害が矮小化されてる感じがしていまいち感情移入しきれなかった。まあ、そこを重く描いてしまうと主題が変わるし面白くなくなってしまうのも想像がつくが。
突如ソウルに現れた怪獣と自分の動きがシンクロするという発想は最高だが、蓋を開けたら微妙。この題材ならもっと面白くなったはず。

中盤かなり間延びして終盤でようやく盛り返すが、ソウルの街の被害同様に今更手遅れ感が否めない。
山本

山本の感想・評価

3.0
2017年最後の映画サービスデーに鑑賞。バーで花火を爆発させたシーンの後に寝てしまった。目が覚めたらバーの男(オスカー)が彼方に投げ飛ばされてた。ロケット団みたいだった。
設定はすごく面白いんだけど中だるみが激しい。それさえなければ最後まで起きてたはず。飲んだくれのアンハサウェイは意外とハマってた。同監督の「ブラックハッカー」はなかなか挑戦的でいい試みだと思ったけどわりと今作は平凡な映画だったなと。ただ繰り返すが設定は良かったので少し評価を上げた。公園でビンタするところとかシュールで面白かった。男の方から手出しはしないところが紳士的(?)
sushiyama

sushiyamaの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

モンスター版ウォーターボーイズかと思ってたけど全然ちがったし、もっとコメディに酔ってるかとおもったら意外とシリアスでいい意味で期待を裏切られてよかった。お酒は注意
mikaramu

mikaramuの感想・評価

3.9
この設定をアン・ハサウェイでやる、というだけで見たくなった。いろいろ隙あるし評判いまいちのようですが個人的には期待裏切られなかった佳作。
「トレマーズ」の心地よい牧歌感(サバイバルものなのに)を思い出したりもして、自分は変格ジャンル映画がツボなのかも。
公園でのタイマン場面で近所中の家から歓声だけ聞こえてくるところは映画演出的にも凄いのでは??
ちなみにスペイン人の監督、本作の発想は松本人志の「大日本人」に影響受けたと発言してるらしいが、本当だったらあの世紀の失敗作からの見事な換骨奪胎だと思う。
J

Jの感想・評価

3.6
・物語★★★★★
・配役★★★★
・演出★★★
・映像★★★
・音楽★★★

予想を裏切る奥深さを秘めた、なかなかの意欲作✨

ダメダメウーマンとシンクロする巨大怪獣🚶‍♀️🦖
このぶっ飛んだ設定はあまりにユニーク。
前半、ユーモラスでコメディチックなシーンの連続に、劇場も笑いに包まれる。
だが、中盤以降は凡庸で、ありきたりな人間ドラマに終始する👎…
…鑑賞直後は、正直、そんな感想だった💦

だが、パンフに掲載されたコラムを読めば、あまりに奥の深い本作の真髄に触れることができる📕

自分の境遇に不満を感じていたり、自分を嫌いになりそうな時…
そしてそんな自分を打ち破って新たなステージに踏み出したい時…
そんな時に鑑賞するのにピッタリの作品✨

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(※以下、ラストシーンについての言及アリ)

モンスターとシンクロするグロリアの一方で、ロボットとシンクロするのは幼馴染のオスカー🧔🏻🤖
自分を好きになれず、その苛立ちを発散する術すら知らずに弱い立場の他人を攻撃する。
その姿こそ、現代社会に隠れた本当の“モンスター”なのかも知れない🤔

だが、本作の真髄はさらに奥深い。

主演のみならず製作にも携わったA.ハサウェイ。
彼女自身の過去と照らし合わせて本作を考察した町山氏のコラムを読めば、新たな観点でその奥深さに唸らされる👏👏👏

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劇場用パンフ★★★★
全18ページ。
シンプルな装丁とページ数の割には、情報量が豊富。
町山氏のコラムは、間違いなく必読。
RinaSuzuki

RinaSuzukiの感想・評価

3.7
なんかよくわからなかったけど面白かった!最後まで結末が予想できなかったのがよかった。いい意味で予想を裏切られた。予告見た感じコメディー調のクソ映画だろうと思って見たけど、意外とまとまりがあってよかった。まあB級映画感はどうしても拭い去れないけど、とりあえずなんか面白かった。個人的に割と好きだった。
いい画がたくさんあったので結構好きだよ
お話はクソクソクソクソクソ
Iwa

Iwaの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最後はスカッとするし、珍しく一刻も早く消えて欲しい悪役だったから、開放感があって良い。

アンハサウェイは髪ボサボサだし、心底ダメな感じが逆に良い(何歳の設定なのか…)。というか登場人物、全員ダメ。

アクションやラブストーリーを期待すると的外れになる。多分。

細かいところ訳わからない(フライト時間爆アメリカと韓国近すぎじゃね)し、怪獣とシンクロしたきっかけも「まじか笑」て感じだけど、まあ、気にならないといえば気にならない。

それよりも、器が小さい自己嫌悪の塊のくせに力を手にしたばっかりに凶暴になるサイコ凡人オスカーを筆頭に、ダメ彼女を保護者として精神的に支配しようとする過保護ティムとか、頼りないを通り越して影と化す優男とかを放り投げて成長するグロリアを見るのが楽しい。

オスカーは本当にイライラするタイプの悪役。小物だししつこい。グロリアに固執してるのも、まあ多分自分よりも優秀(作文とか工作とか)な上にニューヨークなんて大きい場所に飛び立った彼女が妬ましいだけで、好きでは全然ない…というのは最後のビッチ絶叫で伝わった。
あの花火だって、彼女の褒めた古い方を焼き尽くしてるんだよな主に…。サイコ…。

オスカーが一瞬たりとも被害者のことを考えないのも気持ち悪い。ロボになる前から、同情するグロリアの横で、歴史の目撃者だとかぬかしてたしな。

モンスターは純粋に可愛かった。
JNkt

JNktの感想・評価

4.1
トンデモ映画でもよくわからないB級映画でもなくて、めちゃ泣ける良い映画でした。カタルシス。
主人公と怪獣がシンクロする変わった設定であることで、本来超美人で感情移入しにくいはずのアン・ハサウェイに観る人がいつの間にか自分を重ねてしまうというすごい仕掛け。
怪獣やヒーローの物語に自分自身を重ねるから映画は面白いんですよね。
恐ろしい妬みや僻みとの戦いの物語はアン・ハサウェイ自身の物語でもあるのかも?