人類の食への挑戦って半端じゃないものがあるよね・・・
これ食えるんじゃね?
ってところに始まり、
食えるモノ、食えないモノの選別はもちろん、
食えないモノですらどうやったら食えるだろう…?
と命を賭す無謀な、いや勇敢な奴らの果てしない挑戦と数多の犠牲があり、さらにはひたすらに旨さを追求し夢破れてきた者たちの上に今の食は成り立っている。
最初に描かれる牡蠣ってのがそういった食と調理の原点…歴史、謂わば縦の繋がりへの意識(リスペクト?)なのだろう。
その実力は十二分のとある男の再起をベースに、お客に提供され口に運ばれるに至る料理を成立させる上で欠かせないチームという横の繋がりを主題として描いていく…
この移行はスムーズだった。それが描き切れていたかは別問題として。