ジョーカー

二ツ星の料理人のジョーカーのレビュー・感想・評価

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)
3.6
ブラッドリークーパー目当てでの鑑賞作品、第二弾はこの映画

三年前、パリの二つ星レストランから姿を消したアダム(ブラッドリークーパー)は料理人としての腕前は一流

そんなアダムは大きな問題を抱えており、トラブルを起こし、全てを失う、もう一度、再起を図るために、ロンドンの美食会の友人、トニー(ダニエルブリュール)が経営しているレストランを訪れる

三つ星レストランにすると断言するアダム、女性料理人のエレーヌ(シエナミラー)やパリ時代の同僚ミシェル(オマールシー)などに声をかけ、厨房で働くように最高のスタッフを集めて来る

しかし、自分の意向通りにスピーディーに動けないスタッフを見て、アダムは苛立ち、皿を投げつけ怒りを露わにする

スタッフや自分に文句ばかり言うアダムに対して頭に来たエレーヌはエプロンを投げつけ辞めてしまう

次の日、エレーヌの元にトニーがやって来て、もう一度、アダムの店で働いてくれないかと頼まれる、エレーヌはアダムの店に戻る事に、やっと店も起動に乗り始めたそんな矢先、あるトラブルに見舞われるアダムだが…

どん底の人生から、這い上がるシェフをブラッドリークーパーが演じているのですが、イケメンなので、それだけでも、観る価値ありの作品(笑)

料理人としての腕前は一流だけど、高慢で、人を信じる事が出来ない、厨房のスタッフは家族、お互いを信頼しないと、良い料理は出来ないのではと思いました

主人公が人間として成長していく様も描かれていて、弱いからじゃない、強いから人に頼れると言うセリフも印象的

劇中に登場する料理もそうですが、シェフが作るまかない料理が美味しそうで、お腹が空いてしまう、そんな映画でした
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