トランスマスター

二ツ星の料理人のトランスマスターのレビュー・感想・評価

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)
4.0
料理人ほどカッコイイ職業はない事を悟る。

ミシュラン二つ星のフレンチシェフが、アル中から復帰して自分の指名したドリームチームを率いて、三つ星を獲得する為に、プロとプロの意地がぶつかり合う鉄火場で、夢を目指すお話です。

◆良い点/注目ポイント
・ヒロインのシングルマザーのソーシエの役作りが、生活感が出ていてリアルです。娘との二人三脚の様子もにじみ出ています。
・普段困った顔で、苦悩しているのブラッドリー・クーパーが、自信たっぷりにオラオラしているところも、凄い迫力です。さらに成長して暴君から昇華した時のクールさは、男でも憧れます。
・フランス料理にあまり縁のない食生活を送っていますが、カラフルな食材や皿の盛り付け方など視覚からでも楽しめる芸術性に脱帽です。
・ブラッドリー・クーパーの語るフランス料理に対する哲学も凄い説得力です。

◆改善点
・ストーリーの中に大きな転換期が無く意外性か、欲しいところです。

◆総括
・この映画を見て思った事。
[自炊に挑戦してみるか!]
まずはIKE◯とかCOS◯COでカッコいいまな板や包丁を買って形から入ろうと思います^ ^。