光一

二ツ星の料理人の光一のレビュー・感想・評価

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)
4.0
酒ドラッグ女に溺れて失墜した若き天才シェフが、「牡蠣1000,000個を剥くという自らに課した変態的な罰」の後、新しいチームを作って三つ星レストランを目指す物語!!

一見ドロドロしそうな世界設定だけど、ゴールに付随する部分だけに焦点を当てた明瞭な構成だったので、とても観やすかったです。

本当周りに勧められる映画だったなと思うけど、過去がすべて回想なし(言葉のみ)だった分、感情移入や突き抜ける感動の不足感は強かったです。

ブラッドリークーパー(『ハングオーバー』他)、リリージェームズ(『シンデレラ』他)、オマールシー(『最強のふたり』他)など、キャスティングも渋みのあるアツさで最高でした。

ストーリー点4
監督点3
役者点5
映像音楽点3
印象点5
エモーショナル点4
追加点×
総合点4.0

ストーリー点…シナリオや舞台設定など。物語に魅力を感じたか

監督点…構成や演出などのセンス。不自然さを潰してリアリティを作れているか

役者点…俳優や女優の凄み、エキストラの質。キャスティングは適役だったか

映像音楽点…撮影や編集のクオリティー。グラフィックデザインや音楽は作品の世界観に寄り添えているか

印象点…作品として記憶に残るインパクトはあったか。個人的な好みはここに

エモーショナル点…笑えたかor泣けたか。感情の振り子を揺さぶられたか

追加点…同じ点数で並んだ他作品群よりも抜きん出ていると思えた場合は0.1〜0.2点加算
光一

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