KOUICHIRO

64 ロクヨン 後編のKOUICHIROのネタバレレビュー・内容・結末

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

前編はわりかし原作に忠実で重厚な雰囲気作りに成功してるけど、原作から変更した部分で気になる点がありすぎる

・2000万を燃やすシーンで現場に雨宮がいるのにそれに気づかない警察。なんで偶然誘拐被害者がそこにいるんだよ怪しすぎるだろ

・あれだけ正義感キャラの三上が誘拐紛いの珍行動で犯人を脅しての私刑リンチ。導かれたように川辺に向かい殴り合うシーンは寒い

・犯人の小さい娘がなぜか漬物工場の場所を知っていて1人でたどり着く。その後につなげるためのご都合的超展開

・娘の醜形恐怖症についての説明がまるでなく出て行った動機や経緯が不明瞭。さんざん引っ張って事件と絡ませてくるかと思いきや特に進展はなく、明るめのBGMに着信という微妙すぎるオチ

その他にも14年引きこもってた窪田正孝の整いすぎてる髭とか一切喋らなくなった坂口健太郎とかなぜか現場に駆り出される退職した人妻とかかなりひどい

この脚本を横山秀夫は了承したのか、、

ピエール瀧のドラマ版は面白いのに残念だった
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