ノラネコの呑んで観るシネマ

ミューン 月の守護者の伝説のノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

4.7
この素晴らしい傑作が、7年目にしてようやく公開。
惑星の周りを月と太陽が巡る不思議な世界。
盗まれた太陽を探して、新米の月と太陽の守護者が大冒険を繰り広げるエピックファンタジー。
映像良し、キャラ良し、話良し。これは世界観だけでも一見の価値あり。
ハイファンタジーはその世界に行ってみたくなればその時点で半分成功。
「ダーククリスタル」から「SW」「ハウルの動く城」まで、映画的記憶を詰め込みつつ、統一された世界観に纏め上げてるのは見事。
モフモフの月の妖精は一匹欲しい。色違いを見た記憶があるけどw
月と太陽の守護者は気弱と傲慢で好対照、それぞれ成長ポイントが異なるんだな。
ヒロインが蝋で出来た女の子というアイディアも秀逸。デザインもかわいいし。
映画祭からやっと本公開されたのは嬉しいが、スクリーン数が少な過ぎ。
カラフルな世界は立体効果も高く、3D版が公開されないのは勿体無い。
ブログ記事:
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