トランスマスター

仁義なき戦い 頂上作戦のトランスマスターのレビュー・感想・評価

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)
4.0
シリーズ第4作目
今回の構図は分かりやすい二つの勢力の覇権争い。
オリンピック開催前の為世論の暴力団に対する目も厳しく警察も検察も重い腰を上げるというストーリー。身内の勢力争いよりも同盟関係の外交に焦点を絞っていて前作の難解さに比べるととても分かりやすい設定でした。

◆良い点/注目ポイント
・警察やマスコミが騒ごうが自作のダイナマイトで事務所など爆破しちゅうあたりやる事のスケールがでかいです。
・今回の乱闘シーンは、カメラワークに躍動感があり銃器と取っ組み合いも泥臭くないカットになっています。

◆改善点
・山守の親分ついに警察にチンコロというなりふり構わない行動にガッカリ。

◆総括
・広能と武田の会話は、組織は違ってもそれなりの筋を通すもの同士お互いをリスペクトする様は金や組織力とは別次元の漢の器を体現しています。