Yoshiyuki

あやつり人形のYoshiyukiのレビュー・感想・評価

あやつり人形(2013年製作の映画)
2.0
ひとつのきっかけを与え、それ以降の行動を暗示どおりにさせる。
これを後催眠暗示というらしい。
テレビでよくやっていた催眠術がこれにあたる。

幻覚に悩んでいたヒョンジンは、彼氏の同僚である精神科医のジフンの診察を受けることに。
診察中にヒョンジンの中にいるもうひとつの人格が現れる。
動揺するジフンだったが、診察を重ねるにつれ彼女に惹かれていく…。
ジフンは、恋愛を脳の作用でしかないと考えている男で恋人は作らず、複数の女性と関係を持っていた。
ヒョンジンに惹かれたのではなく、体が目当てだった。
後催眠暗示をかけ、彼女を思い通りにしたかっただけ。
“あやつり人形”になったヒョンジンは、毎週日曜午後3時にジフンのもとへ訪れるようになる。

こんな男に待っている結末が気になって観ましたが、急にホラー要素が強くなり残念でした。
ヒョンジンのもうひとつの人格が現れるときに、なぜか白めになったりと怪しかった部分はありましたが…。

「ミイラ取りがミイラになる」感じで終わる作品。
韓国ではR-19、日本ではR-15なのでご注意を。
TSUTAYA DISCASで借りる予定でしたが、「血の贖罪」と同様、レンタルできなくなっていたので、近くのレンタル屋さんで借りました。
配給会社が倒産したみたいです。
Yoshiyuki

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