絵本のような世界観と、心地の良い音楽。
子供の書く絵のような、夢を見ているような色彩。
街のシーンのなんともいえない都市の不気味さ。民族と祈りと争い。
遠い日のあたたかい記憶。
わたしの好き…
生活ができなくなり、都会に出た父を追って旅に出た少年。
田舎は田舎で、のんびりして、とてもいいところ。
でも、それじゃいけないんだ。
最初に会った老人。
病気で仕事を首になる。
その次、会った青…
ほのぼの成長譚のようだが、実はかなりの社会派アニメ。自然に生きる少年がたどる旅路は、文明化・工業化・そして全体主義へという人類史を俯瞰するものであり、さらに途中で出会う人々が、自分自身の異なる時間で…
>>続きを読む最初は 動く絵本かな?なんて思いながら見てたんだけど、もうそんなレベルじゃなかった
父の顔が脳裏に一瞬映るシーンとか
そこら辺にいる人が父に見えて、実は違う人だったってシーンは、絵本の様な絵柄な…
出だしからすごく引き込まれました。
けど中盤?後半?にはもはや「まどマギ」を観ているかのような感覚で、あたたかくて柔らかく描かれているからこそ逆に暗さや恐ろしさが色濃く反映されている感じ。
怖くも…
まるで催眠術にかかったように画面にすいこまれてゆく。。
優しい色。あたたかい風。
素敵な物語の構成と音楽がじんわりと染みてきて、ちょっぴり切なくなる。
思い出の場所はいつだって色鮮やかで美しい。…