おとなのみほん

父を探してのおとなのみほんのレビュー・感想・評価

父を探して(2013年製作の映画)
1.0
マーニー以来の記録超え。5回寝落ち、バットマンvsスーパーマン以来久しぶりに鑑賞挫折し掛けた作品です。

そんなに駄作なの?と聞かれると駄作と言うよりは手書きの絵本のような映画なのでセリフもほとんどなく、画面がスケッチブックのように扱われております。とにかくそれにしては長い!斬新ではありますし、どんな方にも観れる作品ではありますが、それ故に想像の幅が広く何とも拾いどころの多すぎる作品。

いまリオオリンピックでの注目により、その光の下の大きな影にやっと色んなメディアの発信により、様々な問題が明るみに出て参りましたブラジルですがうーん。
この作品で話したいのはジャーナリズム的なところで、それも良いけどそれで監督自身の答えは?と言うところが何も描かれていません。この小さな子供を囲む世界をどうして行きたいのか。
ある一つの答えやそれに向かえる方法の提示や何を一番に考えれば良いのか。そう言った矢印の終着が無いと、やはり纏まりと言うか、それ以前に「作品」になっていないんですよね。高評価作品をこのように書くのは非常にあれですが!
アメリカンニューシネマやネオリアリズモ作品にしても明確な終着は無いけれどその閉塞感からの脱出法やフラストレーションの発散、様々なかたちはどこかに描かれていて、それを監督自身が考えて終わらせ方をした「作品」とそうでないものはやはりその一点だけで全く違った作品が生まれると私は思います。

観る前と観ない前で何も変わらない。
そのような作品は可哀想で終わり、またこの子供が大人になりそのUターンはこの作品じゃあ変えられないし、その作品に賞をあげて触れるきっかけを増やして、50年後に観た人はメタファーの意味を読解して成る程で終わりますよ!こんなのは!いかんですよ!めちゃくちゃでも良いじゃないですか!無冠のフィルムをもっと観ろ!!
映画会社に踊らされるな!!1枚のパンをケチって、何だこの映画はとめたくそに叩かれても何クソと中指立てて懸命に作った傷だらけの映画こそ私は価値があると思うしその情熱はどんなにめちゃくちゃでもバカと呼ばれクソと言われても伝わる人にはちゃんと伝わって一緒に戦ってくれるんですよ!!頑張れ!!もっと頑張れ!映画への情熱を爆発させろ!