父を探しての作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「父を探して」に投稿された感想・評価

台詞ではなく絵、映像で伝える映画
最初は絵が可愛いと思って手に取ったが、ブラジルの社会について勉強になる作品だった
途中で実際の映像、写真が出てくることによってより実際の現状が伝わりやすかった
個人的には父を探すことが目的なのか、社会を色々知っていくのが目的なのかがわからなかったのでラストもあんまり驚かなかったかなっていう感じでした…

このレビューはネタバレを含みます

ブラジルの文化をあまり知らないからか、絵や音楽のスタイルがものすごく新鮮に感じた。

少年の旅の途中に出会う、紡績工場で働く青年やおじいさんは、お父さんのと同じ楽器や両親の写真を持っていたことから、つまり少年自身ということか。

父の面影を探して少年が新しいものに触れ成長していくのを、あたたかいタッチで思い出として描きつつ、近代化していく発展途上国の、流れ作業の機械化による労働者の失業問題、森林伐採、大気汚染、河川汚染、治安の悪さ、デモ行進、内部紛争などの社会問題も提示している。
素晴らしい……!!
台詞がなくとも雄弁な構成
色鮮やで素朴な故郷や音楽の画とコラージュのような暗く澱んだ街の画 そして挿入される実写映像!様々な楽器がつくる音楽、きしむ機械の音、走る軽やかな足音……
実験的で新鮮ながらも誰かを拒むようなそれではなく、どれもが全て身の回りにかつてあった、そして現在も存在するもので、懐かしさや、やるせなさ、哀しみと歓びを味わわせてくれた。

わたしは都会で生まれ都会で育ったけれど、田舎で長く過ごしたこともあって、そのどちらにも感じるものは色々とある。死ぬところはどこかわからないしまだ望む場所も特にはないけれど、今はどちらかといえば都会の方が好きだ。けど、この監督の視線が、主人公の観る世界が、羨ましくて羨ましくて仕方がないんだよなあ。

いやもう最後の缶を耳にあてるところ、泣いてしまったな……
いとう

いとうの感想・評価

3.9
ブラジルのアニメ映画?って感じだったけど、すごく社会派な作品でした。
すが

すがの感想・評価

3.7
絵本みたいなかわいらしい絵と思いきやめっちゃ社会派映画

見終わったら心が痛い。

映像の演出がすごい
b

bの感想・評価

5.0
絵本のような世界観と、心地の良い音楽。

子供の書く絵のような、夢を見ているような色彩。

街のシーンのなんともいえない都市の不気味さ。民族と祈りと争い。

遠い日のあたたかい記憶。

わたしの好きな要素がこれでもかというほどぎっしり詰まった映画でした。最高です。
mimi

mimiの感想・評価

3.3
動く絵本📚

可愛さと反して社会派。
ラストの結末を知ってから再度観るとまた違った視点で観ることができそう。

このレビューはネタバレを含みます

気にはなっていたが後回しにしていた作品。
もっと早く観れば良かった…!

ブラジルのアニメ映画。
全編手書き・セリフが無いという事もあって、素敵な動く絵本を見ている気分でした。

ものの数分で、動き・音・世界観などに心を鷲掴みにされました。
「素敵だ!癒される…。」などと思っているのも束の間、物語は急速に進んで行く…。

この作品は凄いです。
ここまで感情を揺さぶられたのも久しぶり。
絵本が好きな方は是非!
ただ、若干悲しいお話ですのでご注意を。




ーーーここから少しネタバレーーー




真相が明らかになった瞬間「そういう事だったのか!」という爽快感の後に、「そういう事だったのか…」という悲壮感がやってきます。
最後は切なすぎて泣いてしまいました。
nori

noriの感想・評価

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生活ができなくなり、都会に出た父を追って旅に出た少年。
田舎は田舎で、のんびりして、とてもいいところ。
でも、それじゃいけないんだ。

最初に会った老人。
病気で仕事を首になる。

その次、会った青年。
自動化が進み職を失う。

世界は、どんどん進むが、取り残される人も多い。
そんなことは関係なく進んでいってしまうのが悲しくなる。

そして、気づく。
老人、青年、すべて自分だったことに。
田舎に帰ってきたら、家は荒れ果てていた。
でも、周りの人は自分の暮らしを取り戻していく。
なんだか明るい未来がありそう。
老人でも間に合うかな。

色がきれいで、言葉は要らない。
こんなに黒い色が嫌だと思ったことはない。
世界は言葉がなくても、通じるんだ。
missoyster

missoysterの感想・評価

3.8
万人ウケはしないだろうけれど、こうゆうアニメーションも面白い。

そして環境や、ファストファッションに対する抗議的メッセージは、深く心に刻まれる作品。
素敵でした。