イチロヲ

最後の1本 ペニス博物館の珍コレクションのイチロヲのレビュー・感想・評価

3.6
アイスランドにてペニス博物館を運営している人物が、最後のコレクションとして人間のペニスの標本を入手しようとする。ペニスの標本の収集家と提供者の、両者の行動を追っているドキュメンタリー映画。

博物館の館長の奇人変人ぶりを楽しむための作品かと思いきや、「提供者のほうがヤバイ人でした」という嬉しい変化球がついていた。

アイスランド人の提供者は、全世界の何百人という女たちとセックスしたことを自負しているヤリチン爺さん。一方、アメリカ人の提供者は、生きているうちに勃起したペニスを切り取って、博物館に展示されているのを自分の目で鑑賞したいと志願する。

本作の面白さは、後者のアメリカ人の奇行ぶりに集約されている。だが、声に出して笑えるレベルではなく、「あー、こういう人っているかもね」という程度のもの。

死後に献体となることを希望している私からすれば、ちょっとだけグッと来る内容であった。本作では割礼がおこなわれている文化圏のペニスにしか触れられていないから、この私は割礼のない文化圏代表で提供してもいいかなぁ…とも思ったり。