Aya

最後の1本 ペニス博物館の珍コレクションのAyaのレビュー・感想・評価

3.2
カナダ映画か・・・。

雪が深く、自然の多いアイスランドを舞台にした映画としては「馬々と人間たち」「ひつじ村の兄弟」など自然&動物映画のイメージが強い。
たまに「レイキャビック・ホエール・ウォッチング・マサカー」なんて楽しい映画もありますがw(コレも動物映画か!)

昨年一部で話題になってましたね。
どんなお笑い俗物映画かと思いきや、人間心理の移り変わりと関係性の変化をとらえた人間て、男って・・・という見ごたえのある作品でした。

まず、私めは女性でして、ペニスも睾丸もついていない為、男性のソレに対する感情は到底想像の範囲内でしかないことをお断りしておきます。
(まぁでも大は小を兼ねる、考えなので、付いてる方がいいなぁ、とは漠然とw)

なのでね!あのペニス博物館のおじさんの異様な執着力、そして人間のペニスを追い求め、それに名乗りをあげる2人の「ホモサピエンス」。

1人は若いときはブイブイいわせてたぜ〜な90歳を超えるアイスランドでは著名人。大きさは並。

もう1人はアメリカ人の比較的若めの巨根自慢。なんと彼は生きている間に切断して博物館に飾ってちょんまげ志望。

それをまとめるのは博物館の館長。彼はありとあらゆる動物のペニスを集めまくり、なんなら骨で日用品やら装飾品までつくってしまう根っからのペニスオタク。

そんなに好きなら増える一方だし、博物館にでもしなさいよ!と奥様。
そして出来た世界で唯一のペニス博物館・・・。

もうね、前半はみんながみんな変な人・・・その情熱さっぱりわからん・・・と見ておりましたら、人間関係が少しづつ、確実に変化してゆく面白さがドキュメンタリーならではだな、だと。

館長としては早く!完璧な人間のペニスを展示したいぜい!
(アイスランドではペニスの長さに基準値があるらしく、およそ12センチ強w)←に達しないとダメなんだって。何が、かはわかんなかったw

アイスランドのおじいちゃんは昔は使いまくってたけど、加齢もあり、段々と小さくなっていく息子に、最初は乗り気だったものの、この俺様のペニスがこの程度だなんて思われたくない、という気持ちが強くなる。

一方、アメリカ人の巨根自慢は完全なる暴走ですね。
おーれのエルモ(名前付いてる!)を飾ってやるぜ〜もちろんアメリカ国旗も刺青しちゃうぜ!
アメリカ人の誇りだろ!
ってかなり一人よがりテンション。

一番ビックリしたのは「俺はこのペニスをみんなに見せることで、多くの人に自信を持ってもらいたいんだ」・・・大きいの見せつけられたら、それ以下の人自信なくならない??

そして館長は本命は爺さんのペニスなんだけど、大きさと死亡時期を懸念。
アメリカ人はモノがモノなだけに最初は乗り気だったものの、段々ついていけねぇよ・・・と完全なる消音モード。

この一連の流れを、三者がみな完全に「自分の欲」という衝動のみである、ということを理解していない状態でインタビューを続けていく過程がなかなか興味深くて面白かったです!

結果・・・館長は初のホモサピエンスのペニスを手に入れることができるのか?!
そしてそれは誰のモノか?!
という引っ張りもあり。

印象的なのは医療的、法的手続きがなかなか込み入っていたこと。
当たり前だわ!

私は正直関係ない為、楽しく見たのですが、ぜひ!男性陣の意見が聞きたいですね〜!