雨にゆれる女
川崎の鉄工所で働く健次。メガネに補聴器で、職場の誰とも話さない。家は古い工場みたいなボロ屋。ある日ヤンキーな同僚が女を連れて来た。少しだけ家に置いてやって欲しいと言われ、仕方なく健次は家に入れる。女は理美(さとみ)と名乗った。
映画「るろうに剣心」の左之助役でお馴染み青木崇高と、大野いと主演。
お二人は過去がある、スネに傷ある人物を中々に演じてましたね。青木崇高って背が185cmもあるんやね〜ええデカさ!流石左之助。
健次が住んでいる家もボロくて汚くて雰囲気抜群。このような細部がしっかりしてる絵は物語に引き込む効果ありますね。
健次の異様な行動や、理美の言葉の理由など、物語にあったテンポで解明されていくのも良かった。遅からず早からず。
核心の部分で少々ツッコミ所もあったけど、雨、罪悪感、男女の葛藤など、丁度良い濃さで描かれていた。緊張感あった。
何気なしに観たけど当たりでしたわ。
青木崇高の大阪弁に違和感無かったのは…彼は大阪出身なんやね。意外な細部に神が宿ってた!よかったよかった…