タイムスリップ×入れ替わりのエンタメ戦争もの。
舞台作品を映画化した「WINDS OF GOD ウィンズ・オブ・ゴッド」と設定がよく似たテレビ映画。
ただしこちらは萩原浩の小説が原作になっており、牽強付会が少なくてのめりこめる。
特に後半が素晴らしい。適度な省略でいちゃもんがつくのを避けて、エンタメならでは極端な展開で、息もつかせない。
結局どうなったのかは、観客の想像に任せるけど、どう転んでもハッピーエンドが新しいし、気持ちいい。
こういうポップで明るい戦争ものがもっと見たいと思った。
「熱走！」の掛け声は初めて聞いた。
これはひろいものだった。面白かった。
