コスモスの作品情報・感想・評価

「コスモス」に投稿された感想・評価

Moeka

Moekaの感想・評価

3.6
大変難解だが根底に流れるのはひどく純粋なものじゃないかと観るたびに思わされる監督がホドロフスキーとズラウスキーだ。カオスとカオスが混じり合って生まれる小宇宙。くちびるの切れ目から人の中に、内部が外界へと混じり合う。自身は純粋で崇高な感情だと信じるものの側から見れば滑稽でしかない愛の愉快さと、悲しみ。奥を探ろうとせず観るもの聞くものをそのまま受け入れる方が納得がいくんじゃないかと思うような挑戦的で不思議な映画である
marika

marikaの感想・評価

-
ズラウスキーはこれが遺作となったわけだけど東京国際映画祭以来ノンタッチで追悼上映とかもされず、おいおい寂しすぎないかと悲しみに暮れていたら新文芸坐シネマテークにて上映決定、二度目の鑑賞。サラッと狂っているから妙に見やすくて、行き過ぎた混沌は笑いに変わるからほんとすごい。
いつぞやの映画祭以来2回目。
ズラウスキーぜんぜん好みじゃないことがわかった。わたしがわからないだけなんだろうけど、全部がこけおどしに見える。
ラストのポカーンとする感じとかはいい。
森の中に迷い込む男。一軒家に奇妙な住人。
序盤は楽しく見るも、最後まで見た結論としては、ズラウスキー苦手かも、という…
ポロリもあるよ
mk

mkの感想・評価

-
序盤、いい感じかと思ったが、ダメだった。ズラウスキーっぽさは相変わらずなのだが。まるで、ゴダールの後期の作品のようだと思った。
『シルバー・グローブ』で洗礼を受けたにも拘らず、あれはSFだったしエキセントリックな演出もたまたまだったんじゃないかな今回は現代ものだし〜と気楽に観てしまったのが甘かった。またしてもポカーンΣ(゚д゚lll)

舞台はポルトガルのとある民宿。青年ヴィトルドの視点で宿のファミリーやメイド、友人などの奇妙に歪んだ日常、謎がぐにゃぐにゃと広がっていくミクロコスモスが描かれる。登場人物みんな変だけどいちばん怖いのはヴィトルド。白目をむいて恍惚とする表情なんてホラー!

劇場でたまに笑いが起きていたけれど私は笑うどころじゃなかった。宿のファミリーが変なのはまだよしとしても一緒に泊まった友人まで奇妙な行動。怖い。どんなスタンスでみれば良いのか若干混乱したまま終わってしまった。いいように翻弄されちゃって私もまだまだだな、とそんな後味でした。

以下、若干のネタバレあり



☆ ☆ ☆




裂けた唇を含め唇がひんぱんに強調される。それは勿論セクシュアルな魅力の象徴であるが、外界から内面を覗ける、或いは内面が放出される裂け目でもあると。自分の愛を純粋で崇高なものと信じ詩的な言葉で小説を書き続けるヴィトルド、しかし観客からは単なる性欲にしかみえない滑稽さと二面性。暗喩を含むかのように提示されながら実は特に意味はないのかもしれない様々なエピソード。終盤のドッペルゲンガーの登場により、いよいよこれは彼の妄想の世界ではと感じさせる。…等々非常に多角的な見方ができる、歯ごたえのある作品である(シネマテーク講義より)

こんな解説を聞くとなんだかとても作品に愛着が湧き、他もみてみようかな、なんて思った(単純〜〜)

立見も出るほどの大入り満員だった上映会、このような熱気溢れる劇場で鑑賞することは観客にとって心踊る体験であると同時に、映画の未来にとっても喜ばしいことだと大寺さんは仰っていた。本当にそう思いました*:.。.✳︎
サビーヌ・アゼマのフリーズギャグとか別におもろいと思わんが、遺作でも相変わらず人物が涎やハナタラシてエキセントリック健在de愉快。「何してるんですか?」って訊ねたら「何もしとらん!」て返されるとこ笑った。
鬱蒼とした森の中 地面に刺さって微動だにしないビニ傘の、正体不明の美しさに戸惑う。
あおい

あおいの感想・評価

3.5
ナイキのランニングシューズ履くんだ!
>|