とり飯

これが私の人生設計のとり飯のレビュー・感想・評価

これが私の人生設計(2014年製作の映画)
4.0
仕事のためにみんなが嘘をついている映画
女性、同性愛者、妊婦、アウェーチームファン、脱毛症患者などなど、多くの人たちが仕事をクビにならないために自分を偽って生活している映画

そして、そんな嘘の存在にすら気づかない男性社会が描かれた映画
日本とイタリアは社会的に弱い立場の人間に厳しいところが大体似ているんだそうです
おかげで共感しやすかったです

原題「SCUSATE SE ESISTO!(生きててごめんなさい)」はそのままでもよかったかもしれない

ただ、観終わったあとに明日からまたがんばろうと思える作品だったので、「人生設計」というのもあながちズレてはないかも
ひとりひとりの人生に関わる嘘がいっぱい出てくるけど、主人公がポジティブ思考なので明るくコメディ色が強いまま仕上がっている
劇場で吹き出せる映画っていいよね

作中の若い世代(勉強している学生たちやボッチーノたち)が自分に嘘をつかずに生きていける社会になったらいいなと思う

後半は彼彼女たちが住む団地(?)よりも設計事務所や主人公の嘘の上塗りに比重が行きすぎてしつこく感じたので(-1)

「社会は俺が回してるんだぜ!すげえだろ!さあ敬え!」と思っている人にすすめたい
そういう人は観ないだろうけど
会社にオタクなのを隠してる人も観たらいいと思います