カプチーノはお熱いうちにの作品情報・感想・評価

カプチーノはお熱いうちに2014年製作の映画)

Allacciate le cinture

上映日:2015年09月19日

製作国:

上映時間:112分

3.4

あらすじ

友だち、家族、そして、あなた。愛し愛されて、わたしは今、生きている。 南イタリアの美しい街 レッチェ。カフェで働くエレナは、雨の日のバス停で、アントニオと出会った。 アントニオは、カフェの同僚シルヴィアの恋人だった。 性格も生き方もまるで違うのに強く惹かれあった二人は、周囲に波乱を起こした末、 その恋を成就させ結ばれる。 13年後、ゲイの親友ファビオと独立して始めたカフェが成功し、…

友だち、家族、そして、あなた。愛し愛されて、わたしは今、生きている。 南イタリアの美しい街 レッチェ。カフェで働くエレナは、雨の日のバス停で、アントニオと出会った。 アントニオは、カフェの同僚シルヴィアの恋人だった。 性格も生き方もまるで違うのに強く惹かれあった二人は、周囲に波乱を起こした末、 その恋を成就させ結ばれる。 13年後、ゲイの親友ファビオと独立して始めたカフェが成功し、 アントニオとの間に二人の子供をもうけ、公私ともに多忙な日々を送っていたエレナを病魔が襲う…。

「カプチーノはお熱いうちに」に投稿された感想・評価

朝ドラの総集編のように時が流れていく。原題の直訳は「シートベルトをお締めください」だそうで、人生なにがあるかわかりませんから覚悟なさい、みたいな感じらしい。ハードランディング度合いでいったらアルモドバルの「ジュリエッタ」のほうが強烈だよなあと思いつつ、こちらはこちらでコメディっぽいノリがちょくちょくあって観たあとに重い気持ちが残らなくてよいなと思ったり思わなかったり。
GoKanno

GoKannoの感想・評価

4.0
ありがち、
ではないメロドラマ。
意表つかれて不覚にも涙が。
それにしても、、、
なんでこうなった!邦題。
備忘のために:

- ようやくキャッチアップ。オズペテクには裏切られることがない。というよりは、この作品ほど笑いながら泣き、泣きながら笑える作品があっただろうか。前作の『Mine vaganti (危ないやつら)』(邦題:明日のパスタはアルデンテ)よりも、『Magnifica presenza』(偉人たちの住む館)よりも、ぐっとレベルが上がっていると思う。

- とりあえず本作の原題は Allacciate le cinture 。飛行機でアナウンスされるフレーズ「ベルトをお締めください」ということらしいが、離陸や着陸ではなく、これから乱気流に入る警告ということ。

- すごく期待していたのだけど、つい伝え聞いてしまった「物語のさわり」(最も大切な部分)に、ぼくは関心をなくしてしまったんだよね。それでしばらくほっておいたのだけど、なんのことはない。見ておけばよかったわ。すごくよいじゃない。

- それはよくある「さわり」なんだけど、オズペテクが凡庸に扱うはずがなかったんだよな。物語のポイントはそこにではなく、全く別のところあった。そのポイントは、伝え聞いて幻滅したあの「さわり」よりも、ずっとずっと凡庸なものなんだけど、そいつを非凡なまでに見事にスクリーンに展開してくれるんだから、いやはや、たまりません。

- ポイントは、映像ももちろんなんだけど、シナリオの巧みさにあるのだと思う。映画が運動イメージを捉えるものから、時間イメージを捉えるものへと飛躍したと語っていたの、たしかフランスの哲学者G.D.だったと思うけど、ここにあるのがまさにその時間イメージ。それも、ほとんどSFといっても良いような展開をさせてくれるんだよね。

- オズペテクは、死と再生を円環的な季節の循環に例えた『Mine vaganti 』や、生者と死者が交差し交響する現前(presenza)を捉えようとした『Magnifica presenza』は、どちらもはっきりと、物理的に割り切れるもののように見せかけながらも、生きられることで次第に歪んでゆき輝きはじめる時間と空間を感じさせてくれる作品だったけど、本作においては、ひとつの頂点に達したのではないだろうか。

- フェルザンが、南いたりの黄色く輝く太陽のもとで、かつては遠くギリシャの向こう側からの人々が到来してきた地のゲニウス・ロキに触れたにちがいない。なにしろ、ローマを中心に作品を撮って来た彼が、まるで故郷のトルコに帰ったと感じたと言うのだから、よほどのことなのだ。そして、そのよほどのことが、この映画を、並ならぬものにしてくれているのだと思う。

- ともかく、一言だけネタバレのようなことを記すとすれば、この映画のラストシーンは、見事なラストシーンでありながら、ラストシーンであることを拒絶する。あのフェリーニが、「Fine (終わり)」の文字を決して欠かせなかったように、パゾリーニがその文字の向こう側に映画の雄叫びを轟かせようとしたように、オズペテクはそこに永遠を顕現させる。

その眩しさ!

それこそは映画を見る幸福というやつにちがいない。
KHRyu

KHRyuの感想・評価

-
主人公エレナの顔が、ナタリーポートマンとキーラナイトレイを足して2で割った感じでビックリした!

この映画で特に愛されキャラである、ゲイの親友ファビオをみて、友達になりたいなと思う一方で、私もいつか誰かに彼のような友人として思われる日が来るといいなと思いました。日々の生活に感謝の気持ちと思い遣りを。がんばろ。

EPで流れる曲もよかったです。
ゆりな

ゆりなの感想・評価

3.6
イタリアで大ヒットした映画だとか。
ナタリー・ポートマン似の主人公エレナ、漢気があってハッキリしていて、外国映画の主人公とは思えないところが良かった。

決して綺麗な映画じゃなくて、でもそこが良くて、リアルで時々痛くて、クスッともできる。
Fuku

Fukuの感想・評価

3.6
なんだろ、内容は考えさせられた。
街並みは本当にきれい。
ERI

ERIの感想・評価

4.0
比較的評価が低くてちょっと落ち込んだ、、、題名とかパッケージの感じの雰囲気に誘われて観てみると予想外の展開で泣ける。監督の演出もすごく好きで、いつの間にか時間が経過しているところとか、ラストらへんのエレナの幻覚とかよかったな〜〜そしてこの映画見終えていちばん感じたのは多くを語らない映画ってこと。ほんとに登場人物たちの会話というか発言が少なく思う。見つめ合って語るとか、違う話してても心で通じ合ってたりとか、うまく言えないけどほんとに絆を感じる。エレナを取り囲む人々のあったかさすごい。アントニオもほんとに愛してるのはエレナなんだな〜〜って。
事前情報なしでなんとなくラブコメかと思ってた。確かに軽いタッチで重さは感じさせないけど重たい話でした。いろいろある人生、病気になって初めてその大切さに気づく、人生を共に歩く姿を描いたよい作品でした。
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