北欧映画。
息子が薬物過剰摂取で死亡、それが原因で妻も心を病んでしまった主人公が、息子の死の背後に悪の組織があることを知り、復讐を実行するストーリー。
国際的に活躍する名優ステラン・スカルスガルド主演。長身で体格もいいし、演技力生かしたリベンジアクションスリラーか？
と思いきや、何とも不思議なテンポのシュールなコメディだった…w
サクサク人が死に、その度に画面に出る十字架と名前のテロップ。それがあまりにも多すぎてなんだか笑える。
復讐も確かにするけれど、ギャング側で勝手にもめて部下や別組織の人間を殺しまくり。シュールすぎる。
ギャングの親玉も絶妙なバカっぽさと生活感。
登場人物多いのにいちいち印象に残る設定とキャラクターの濃さも笑える。
（早くももう一回観たくなってる）
北欧映画、それほどたくさん観たわけじゃないけれど、風景は雪で寒々しいのに、画面は妙に明るくて都会的なんだよなあ。この映画も然り。
この作品、リーアム・ニーソン主演でハリウッドリメイクが決まっているらしい。
リーアム・ニーソンだとコメディじゃなく、設定だけ借りたリーアム無双リベンジアクションになる気が…
それはそれで見応えありそうだけど、この作品の独特さもぜひ見てほしい！ おススメです！
