実在の人物を描いた映画なだけに、もはやフィクションであるトムクルーズが初めてリアルな人間になったレアな作品。
年相応なおじさんのおトムもこれはこれで堪らなかった。
VHSの映像を元にしただけあって映画の編集自体も手書き文字のタイトルとかホームビデオ的なテクスチャ感あふれる物になってて好き。
映画のような波乱万丈な人生を送ったバリーシールの生き様は犯罪者といえども憧れるものがある。
騙し騙され英雄に仕立てあげられたと思えば消しさられる。しかしその男の実はただの家庭を持つ父であった。
これまた何故に評価が低い?案件の映画だけど、多分本作のトムクルーズは解釈違いだった人が多かったのだろう。
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの役がヤバい奴なのはもはや新常識。
ドーナルグリーソンもいる。面白かった。