ShimaD

バリー・シール/アメリカをはめた男のShimaDのレビュー・感想・評価

4.0
このトム・クルーズばっかだなぁ!あはは!って観た映画でした。
でもこれが実話という驚き。
事実は小説より何とやらですねぇ。

全編でコメディチックなノリ、かつテンポよく進むので楽しめました。
バリー・シールという人物をトムが演じることで、まるで映画のキャラクターのように感じてしまうのは顔のせいか演技のせいか。
その破天荒な日常っぷりもあいまって、まったくもって史実がああだ、時代背景がこうだ、なんて意識をせずに観ることができました。

もしかしたら細かなツッコミどころや演出の粗などもあったのかもしれませんが、ときどき笑ってときどき興奮、いい塩梅で鑑賞できて満足ですよ。
その点は『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』とか『ウルフ・オブ・ウォールストリート』とかに近いのかもしれません。

史実ということや、アメリカ国内外のいろんな組織・人物が絡むことでひょっとすると複雑さに困惑するかも…と思いましたが、あまりにもテンポよく進みつつ、なんとなく背景もわかった気になれるお得感がありましたー。
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