Yukiko

バリー・シール/アメリカをはめた男のYukikoのレビュー・感想・評価

4.0
2018年3月10日
『バリー・シール/アメリカをはめた男』2016年制作
監督、ダグ・リーマン。
他に『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
『Mr.&Mrs.スミス』『ボーン・アイデンティティー』
の監督映画がある。

トム・クルーズさん主演の映画としては、とても
楽しめる作品でした。
アクションがちょっとキツイ?年齢になってきている
ので、こういう映画だと観ている此方は違和感なく、
安心して観ていられます。

実在の人物バリー・シールは、アメリカの大手航空会社
TWAのパイロットだった。
ある日、CIAのエージェントからのスカウトがあり、
偵察機のパイロットとしてCIAの極秘作戦に加わることに
なった。
しかし、麻薬王エスコバルからの接触もあり、麻薬の
運び屋となり、使いきれない大金を手にする。

シールは密輸容疑で有罪判決を受ける。
その時に麻薬取締局のへの情報提供者となり、麻薬関連の
裁判で証言をした。
1986年、エスコバルに雇われた殺し屋に殺害された。


TWAの腕のいいパイロットだったのにね。
CIAが接触してこなければ、間違いを犯すこともなかった
でしょうにね。
しかし、大金を手にしたら、ある程度できっぱりと止める
べきだったのに。
そのお金も、スイスの隠し銀行に預けるのは良いとしても、
どこかの国か島の不動産を買ったりして蓄えていれば…
と悔やまれる。
子供により良い教育を受けさせたりとか。
そして、きっぱりとCIAも麻薬密売人も止めて他国に
買っておいた不動産に住み着いていれば…と、
お節介にもお金の使い方を考えてしまった。

大金を手にしても、後々まで何らかの形でそのお金が
残っていなければ意味がない。
裏金はやっぱり身につかないのかな?

シールの場合、仕事の目的はお金じゃないのでしょう。
スリルを求めてか!?

あちらを立てれば此方が立たず…どちらにも良い顔を
し過ぎたか?
片方に情報を与えれば、反対側は裏切り者呼ばわりする。
二者択一でなければならないのか?
一石二鳥、一挙両得と言う言葉もあるが。
波乱万丈の人生でした。