しょうちゃん

バリー・シール/アメリカをはめた男のしょうちゃんのレビュー・感想・評価

3.5
トム・クルーズがCIAの極秘任務を請負いながら、
麻薬密輸で巨万の富を築いた実在の天才パイロットを演じるクライム・アクション。

類い希な操縦テクニックで政府ばかりか、
麻薬王からも雇われた男の破天荒な人生をコミカルなタッチで描き出す。

凄腕パイロット・バリー・シールが、
CIAとメデイン・カルテルといった組織と絡み、
荒稼ぎするといった内容で、
仕事を終えるたびに札束をゲットしていくバリーの姿は痛快で、
荒稼ぎするくせに、
お金自体にはあんまり興味なさそうだったりする。
大金の管理もかなり雑で、
トランクや馬小屋など、
しまいには庭に穴掘って埋めるという。
本作には英語3文字の略称がたくさん登場してました。
CIA(アメリカ中央情報局)
FBI(アメリカ連邦捜査局)
DEA(アメリカ麻薬取締局)
ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)
TWA(トランスワールド航空)
KFC(ケンタッキー・フライド・チキン)
など。
面白かったのが、
奥さんの弟JBが見たまんまのアホ面で、
家のあらゆるところに札束が転がっているから勝手に使い込んで、
バリーに怒られるという予想通りの行動をしてくれる。
やっぱり見所はトムのバカっぽい笑顔ですね。
アメリカにはめられた男でした。
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