ツネイシ

バリー・シール/アメリカをはめた男のツネイシのレビュー・感想・評価

3.6
民間航空会社の敏腕パイロット
バリー・シールが、CIA工作員
に唆されて当時の東西代理戦争
の駒になり、成り行き?により
麻薬の密輸にも手を染めていく。

住んでる町が異常な景気の良さ
になる程の富を手にし、得意の
絶頂のバリーだったが、いい事
ばかり続くワケも無く…。

彼が得たそれ自体が笑っちゃう
程の富の実態は結局は悪であり
あらすじだけなら因果応報の
物語って感じだけども。

絶頂からの転落後の車を出すの
に怯えるバリーや、コミカルに
描かれてる当時のアメリカの
行き方にある笑っちゃう位の
愚かな無邪気さ、無責任さを
観ていると、やはりバリーも
それの犠牲になった1人だと
強く感じた。

終盤の報復に怯えるバリー。

航空会社で機長にぞんざい
に扱われて飛行機から降り
て転身するバリー。

子供にウケる為にバンバン
ケツ出すバリー。

最近はトム クルーズの出演作
って全く観ていなかったんだ
けど、やはり彼こそスターと
呼ぶにふさわしい存在である
と再認識しました。
ツネイシ

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