実際の映像がたくさん使われているのが素晴らしい。こんなに映像資料が残っているのですね、、
わたしは現代に生きて、ナチスによるホロコーストでなにが行われたかを知ってからこの映画をみたけれど、この放送で…
「映像の世紀」をずっと見続けているようなイメージだった。辛い、見ていられない、裁判のシーンはほぼほぼ本物を使っている。
見ていて気持ちのいいものでは決してなかったけれど、見なければいけない作品だった…
当時の実際の映像が使われていることもあり、記録映画のようだった。
事実を報道する作品ではあったが、映画としては物足りなく感じる点も。
アイヒマンはどういう人物か、どうしてあんなにも無表情でいられるの…
ホビットじゃない、ワトソンじゃないマーティン・フリーマンが観たかった。
ナチスの戦犯アイヒマンの裁判をTV中継したアメリカの敏腕プロデューサーが彼の役どころ。
撮影許可を取ることに奔走し、ようや…
やはり悲劇を体感した人たちにとって一番怖いことは
その体験を忘れられること。知ろうとしてもらえないこと。
とこの映画をみて確信しました。
実際の裁判映像の中のアイヒマンは
驚くほど無表情でした。と…
これは素晴らしい。みんな観るべき。1961年のエルサレムでのアイヒマン裁判を世界中にTV放送しようと奔走したテレビマンたちの物語。
彼らはいったい何に突き動かされたのか、ホロコースト体験者の証言をど…
基本的にアイヒマンは絶対的な悪であるという視点で描かれているのだろう、という根拠のない思い込みを持って観た。
が、それを報道する人たちも単なる人間にすぎないこと。それから、金のなる方向へとすぐなびく…
©Feelgood Films 2014 Ltd.