さっちん

アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカーのさっちんのレビュー・感想・評価

3.9
「情熱大陸」のナレーションがないバージョンみたいなドキュメンタリー映画でしたが、おしゃれでユーモアに溢れていて、パワフルなキャリアウーマン、94歳のアイリス アプフェルという女性の魅力に引きずり込まれいたら、80分という時間があっと言う間だった。

でも、だいぶ前に観たのに、全然レビューが書けなかったのは、個人の生き方を映すドキュメンタリーだからか?
映画というより彼女の生き方のスタイルを評価することになる気がして、なんかとってもレビューが書きにくかった。^^;

と言っても、その生き方のスタイルは、とっても素敵。♬
私もこんな老後を迎えたいと心から思う。

特に、自分の母親が働きに出た時寂しかったから……というところは、自分本位ではない優しさに、私にはとても真似できひんなぁ〜と思った。

ファッションについては高級ブランド品から安価なものまで組み合わせて、自分の着たい服を着てはるのやけど、94歳という年齢でこれができるって、かっこいいなぁ〜。
私は、子供を産んでから、「細〜っ!」と言われてた体型がそれまでとは別人の体型になり、それからは、服の「着心地」に一番重き
を置くようになったのだけど、いくつになってもおしゃれする心を持つって素敵やなぁ〜と思うので、デザインや色が好き!と思って手に取った服がどれでも着れる体型目指して頑張ろう。(ง •̀_•́)ง

ジャケ写のジャラジャラ首飾りも、何気なくつけたようでありながらも、しっかりコーディネートされていて、とっても素敵!

そして御夫婦の仲睦まじい姿にも癒されたし、ちゃんと夫をたてて気遣う姿も素晴らしいと思った。
ご主人はこの映画の撮影時、御年なんと100歳!(残念ながら、現在はもう亡くなられているそうですが……。)

年を重ねると、例えば細かい字が見えにくいとか、出来ないことが1つ2つと出てきて「あー、死にゆく準備が始まってるんやな」とついつい思ってしまうのだけど、今作のアイリスさんも、杖を使って歩行したり、時には車椅子を使ったり……と、年齢には逆らえず足腰はやっぱり弱ってはるように見えたけど、でも、そんな不自由が霞むほど、自由で生き生きとした姿には勇気をたっぷりもらった。
将来、こんなおばあちゃんになれたらなぁ。*. ゚(*´ω`*)゚ .*
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