ミカポンタス

ラ・ラ・ランドのミカポンタスのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.7
トロント国際映画祭にて。
観客賞受賞しましたな!興奮しすぎて投票するの忘れた観客のひとりですが嬉しいです。

映画祭最終日前日に、スライディング鑑賞に見事成功しました。笑

これはもう紛れもなく今年ベスト級です。素晴らしいなんて言葉では到底足りない...。こんなに王道のミュージカル映画を観たのは本当に久しぶりで、これが元祖から受け継がれてきたハリウッドのミュージカル映画だということを改めて実感。
全体的にウエストサイドストーリーを彷彿させる雰囲気で、ハリウッドのクラシックミュージカルへのオマージュたっぷり。そしてそうではあるけども今までにはない全く新しいミュージカル映画に仕上がってました。予想外だったのと、そこにあまりにも感動したのと驚きで半泣きで観てました(笑)
これにデイミアン・チャゼル監督のjazzへの愛と情熱が加わるとここまで完璧なコラボレーションが完成するのかと、ただただため息。前作セッションとは全く異なるアプローチでファンタジックな世界観を取り入れた今作は、まさにミュージカル映画の新しいマスターピースになったに違いない。

何と言っても見どころはライアンのピアノ、エマと2人の歌、ダンス。そうだよライアン、元ディズニーアイドルは歌えるんだよ...ってことをすっかり忘れてました。ほんとにこれは酔いしれるどころか泥酔レベルなので必聴です。

LAの観光名所なども登場するので、あー!てなった。嬉しい。
ラブアゲインぶりのエマとライアンのコンビで、ファン歓喜の組み合わせ復活。
ラストの終わり方はズルすぎました。最高です。私はチャゼル監督についていくことを決めましたw

余談ですが、プレミアでライアンを一瞬だけこの目で見ることができたので満足です。(なんの報告)
ただ遠すぎてセルフィーできず...またいつかリベンジします笑