このレビューはネタバレを含みます
オンライン試写会にて。Filmarksさんいつもありがとうございます。
主人公は夢を追う2人。最初の出会いは最悪だけれどそこからお互いの夢や目指すものや好きなことの話をしていくうちに恋に落ちる。前半の2人が恋に落ちるまでの流れで見入ってしまって、音楽の使い方にグッとくる。何よりもピアノの旋律が儚げでだけど力強い。そして、夢の描き方が素晴らしい。セリフがなくたって音と映像があればこんなにも伝わるものがあるのだと、映画の素晴らしさとミュージカルの素晴らしさを感じた。
最後の演出はとことん2人に夢を見させて、観客にまで夢を見させて、このまま終わってくれれば!と誰もが思うのだろうけど、やっぱり現実は変わらない。儚い夢かも知れないけれど、誰もが夢を見たことはあってそれを叶えたとしても、どこか犠牲になってる部分があって。全てがうまくいくわけじゃない。いろいろ考えさせられる。
本当は考えるような映画じゃなくて見て、聞いて、ワクワクするような単純なミュージカルなのかも知れないけど、最後のシーンを見てしまったら考えずにはいられないし…。
とにかくものすごくいい映画だったことは間違いない。
ライアン・ゴズリングは「きみに読む物語」のときからすごくかっこよくて好きだし、エマ・ストーンのアメリカ人らしいジェスチャーの仕方や大きな目と表情豊かな顔が大好き!
途中で「理由なき反抗」のシーンが出てきてその曲まで!本物の映画のシーンまで!ここが1番興奮した!思い出す〜!昔の映画をちょくちょく摘んだりしていておしゃれ!
オンラインで見ただけでは物足りなかったのでぜひ劇場に見に行きたいです!