ラ・ラ・ランドのRomicovのネタバレレビュー・内容・結末

冒頭でいきなり夢のような世界に放り込まれて涙腺決壊。
畳み掛けるようなミュージカルシーンの多幸感にやられっぱなしでした。

最初のパーティーのブルーのドレス。２つ目のパーティーのイエローのワンピースに赤いバッグ、ブルーの靴の原色コンボ。
セブとの天文台デートのグリーン。ルームシェアしているお友だちとのおウチもカラフルでかわいい！！

夢を追いかけてる真っ最中＆恋愛が始まるまでの高揚感は、原色バンバンなヴィヴィッドな色使い。
そこから、交際中は控えめなトーンに変化して（ミアは落着いたやわらかいトーン、セブはスタイリッシュなダークカラーとか）
ラスト、ミアはシックなブラックドレス。セブはブラウンのスーツ…と、
そうか、5年の歳月を表現するカラーリングだったのね。


夢、というか選ばなかった未来は、たとえ今がどんなに幸せで充実していても、
心の中でいつでも輝き続けてしまう、思いを馳せてしまうものなのかもしれないのね。
掴まなかったものだからより一層。

夢は叶ったけれども、夢のために手放したもの。とか、そんなことを延々と考えてしまったです。。
大人になるということはなんともほろ苦い。。。

エマ・ストーンのパーツが大きくて隙間が少ない少女っぽい顔と、ライアン・ゴズリングのパーツが真ん中に集まった長い顔の対比も何かよかった。