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ラ・ラ・ランドのkiritoのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.0
【夢を…見ていた……】

ぶっちゃけ良かったけど、期待値は超えてこなかった。そんな感じ。
というか予告で重要な部分見せすぎ問題。

あらすじ略で感想だけ。
(わずか3日なのにマーク数が12000超えてて、スターウォーズ並の速さに驚く)


『夢を…見ていた…ラ・ラ・ランド』
のナレーションの脳内再生も余裕なくらい映画の予告を新年早々から劇場で散々見せられた末路はどこにあったのか?
それは劇中で盛大な不意打ちを食らうことにあったとはこの時kiritoは気づいていなかった…
いや、もはやあれはネタバレと言ってもいい。
その意味ではあの予告を作った人は罪だ。


まず1つは良い意味で、耳に残る音楽シーンを上手くまとめてあげている。
本編を見ていてもすぐ『あの曲だ!あのシーンだ!』となれること。
特に高速道路の冒頭シーンは噂に違わない素晴らしい長回しシーン。
(´-`).。oO(撮るの苦労したんだろうなぁ
しかもそこからのクレジット。唸る。


次に2つめ悪い意味で…いや、そこキスしないんかい!!!
これは最高のネタバレになるので深くは書かないが、この違和感。もう見た人ならわかるはず!
違和感というか肩透かし感!
え…私の持ってる情報ではそこキスするはずなんだけど…ってなった上で最後までみてうわぁぁぁぁぁぁぁぁぉぉ(つД`)ノ
ってなるやつ。
本当にうわぁぁぁぁぁぁぁぁってなる(大事なことなので2回言いました)


そもそも夢とは
1 眠っている間にみるもの
2 現実のあり方とは別に心に描くもの
と大別すれば2つある。

特に2の方は自分が小さい時から大人になってもその大きさは違えど少なからずもっているもの。
夢を掴むために努力をしても叶うかわからない。
けれども人はその日を信じて努力を続ける。
ここで注意しなければならないのは夢を叶えるためには何かを捨てなければならないこと。
それは時間だったり、青春だったり…
この2人の場合は。。。

意外とラストシーンはネタバレ厳禁な感があるので多くは語らないようにしておこう。
ただ、ゴズリングが最初から弾いているあの曲を劇中でことあるごとに視聴者に聞かせた上で、あそこで弾かせるとか。。。それは反則級。そこだけはまじで涙出た。


比較的有名なミュージカル映画も見てきてはいたものの、オマージュシーンにほぼ気づかず残念。
ただ、『カサブランカ』、『理由なき反抗』、『赤ちゃん教育』あたりは鑑賞済みだったからそれは良かった。
惜しむらくは『汚名』を見てなかったことか。イングリッドバーグマンめっちゃ関係してるじゃん。


エマストーンもライアンゴズリングも最高すぎてこれは確実にファンが増加するに違いない。
一般認知度もあがりそう。


※薄紫に染まる空と海の桟橋?のシーンが綺麗すぎて印象に残った。
あんな空間でのんびり過ごしてみたいわ。

2017.2.26
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