三度目の鑑賞を経て、再レビューです！！☆
どのシーンを切り取っても素敵過ぎて、一つ一つのシーンが息を飲み込むことさえ出来ないぐらい…動け無い…鳥肌が止まらない…。
夢を追い求めてる同士だから出会えた二人。
夢を追い求めていることによって、離れなくてはならなくなった二人。
男は待っていた。
女の活躍を目にしながら。
男は待っていた。
夢だったジャズが聞けるお店を持つ夢を叶えて。
店の名前は彼女から昔、こんな名前の店が良いと言われた"CEB♪S"。
(クォーテション(')が♪になっている)
そして女は女優という夢を掴み、そして現実をも手に入れていた…。
ラストで
ミアが店を出る時、ミアが振り返ってセブを見つめる、その視線に気づいたセブは、ミアを見つめ返し、小さく頷く。
言葉は無かったけれど、二人の想いは二人だけのもの…。
この映画は決して"アンハッピーエンド"では無いのですよね(T_T)？？
でも、もうギャン泣き(/_<,)でした。
この映画のストーリー自体はありきたりかもしれませんが、音楽や映画の構成、プロットまで完璧だと思うのです。
やはり、一度観た映画も観直すことって大事ですね。
私にとって、とても大切な一作となりました。
にしても、ゴズリンって、やっぱり哀愁？のある役が似合いますよねー。
狂気な役もコメディも上手いけど…。
以下はほぼアラスジだったり、お気に入りのシーンだったり、自分で書き留めておきたいメモやら…。ごちゃごちゃです！！
映画の中の曲は
ハッピーな時に流れるアップテンポな
「Another day of sun」
パーティーに向かう時のミアが歌う「Someone in the crowd」
そして
「City of star」
そしてなんと言っても
「Mia and Sebastian's Thema(ミアとセバスチャンとテーマ)」
ですね。
ミアとセバスチャンのテーマ、本当に悲しげで映画の"鍵"となっている曲です。
映画冒頭のミュージカルシーン。
LAの高速道路で、なんと長回しで一発撮り(°_°)☆
ここから、どんな物語が始まるのだろう？という気持ちの高ぶり。
クリスマスから春へと季節は巡り、再々会したミア(エマストーン)とセブ(セバスチャン＝ゴズリン)。
私はLAの夜景が一望出来る高台で二人がタップを踊るシーンが好きだ！！何度観ても好き過ぎる！！
二人が歌うのは「A lonely night」
そして、桟橋で、帽子を片手に口笛混じりに「City of the star」を歌いながら歩くセブのシーン。
あー！！ゴズリン！！素敵過ぎるよー(>_<)！！
グリフィス天文台のプラネタリウムでの二人のダンスは息を飲むほど美しくて素敵。
そこからの初めてのキス。
ここからのシーンカットはオールドムービーを思わせる作り。
ジャズを愛してやまないセブが好きでも無い音楽のバンドに入ってキーボードを弾いている。そのステージの客席から、セブの様子を心配そうに見つめるミア。
「夢を掴むには現実的にお金が必要。やりたく無い事だってやらなきゃならない。」
夢と挫折からの葛藤。
夢に対してズタズタになったミアのチャンスを救ったのは…。
面接でミアが切々と歌った叔母のセーヌ川の曲(T_T)。
「Audition」
5年の時を経て、女優として成功し、夫も子供もいるミア。
夫から「立ち寄らない？」と誘われた店の名は"CEB♪S"
そして、ミアが目にしたセブの姿。
セブがピアノで弾く「ミアとセバスチャンのテーマ」
ミアがセブに駆け寄り、二人のキスシーン
からの映画冒頭のミュージカルシーンでの「Another day of sun」
ハッピーなダンスシーン。
8mmビデオ…。
これが現実だったら良いのに…良かったのに…(T_T)。
全てはミアの心の中の想い。
そしてラストの二人の目を合わせて頷くシーン…涙涙(T_T)。
以下メモとして。
ミアの部屋に貼ってあるイングリットバーグマンのポスターと
映画「カサブランカ」のロケで使われた建物。
まだ、建物は本当に残っているらしいです☆
そして、ジェームズディーンの「理由なき反抗」でのグリフィス天文台。
映画全体の作りがオールドムービーふうになっているところ。
チャゼル監督のオマージュなのかな。
そして、「セッション」でもそうでしたが、チャゼル監督は本当にジャズが好きなんですねー(^_^♪)。
セッションでの鬼監督JKシモンズさんがちょい役で…。
ミアが結婚したのは、セブと出会った時に付き合ったばかりのグレッグだったのかな？
ミアの服が鮮やかな色彩から、セブとの関係や夢の挫折のような気持ちを表すために、少しずつ地味になっていったようです。
PS.a-haの"Take on me"で恥ずかしそうにギター型？キーボード弾いてるゴズリン萌え萌え♪❤︎
