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ラ・ラ・ランドのayakoのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.0
今まで夢と希望を与える映画を見過ぎたから、自分はこうなってしまったんだ。しばらく、その類の映画を見るのを控えよう。と思っていたところ、後輩に誘われ見に行くことに。

ミアに人生の転機が訪れた頃から、ボヘミアンの私も胸がいっぱいになった。
オーディションの歌で、私、エマストーンに応援されてる!と思うと、声をあげて泣きそうになった。1人で見てたら確実にわめいてた。夢追う私、乾杯。

正直、最初はカメラの距離が近すぎて字幕を追うのも息苦しいくらいで、監督の意図がわからなかった。
音楽に新しさを感じられなかったが、美女と野獣のテーマ曲と交互に全曲が脳内再生。ピアノ弾きたい。
ダンスも物語もオマージュといってしまえば、それまでだし、楽しめる部分もあるのだけれど、新鮮さはあんまり。

最後のファンタシー、そんなん考えたらあかんやろ!って思ったけど、考えてしまうものなのかな。
非現実的な物語の表現方法としてのミュージカル要素をどこまで使ってよいのか。最後まで踊ってたけど、なんか曖昧。
でも、やっぱり夢を追ったことのある人、追っている人は好きだろうな。
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