Marrison

ラ・ラ・ランドのMarrisonのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
1.7
劇場(大スク)で観たことを後悔。主演女優の顔がホラーだったから。正月早々変な映画観ちゃったぁ。。。
まるでブラジャーの刺繍みたいだったラストらへんのワンピの花柄はきれいくてオモシロ。

ストーリーは無。いろんな要素で盛ってて、ただのロココ調。後半モフモフの甘っちょろ度に引っぱられて退屈度が無限上昇。主演男優の地味さも響いて?
これ、アーミル・カーンとアヌーシュカ・シャルマを主演にしてればね。あるいは、『ロッキー』(第1作)のキュンとくる夢追い姿を『ウエストサイド物語』調にミュージカライズしたら凄いことになってただろうな。そんなを想うと、ボリウッドや昔のアメリカ映画のがはるかにステキ。
さみしい。すなわち、お年玉の期待値低かった貧乏な、デカ目のキモいオバサンと木彫りみたいな地味顔オジサンのところへ、こわごわお年始に行ったら、ポチ袋一応もらって、開けてみたら一円玉一枚しか入ってなかった────みたいな“やっぱりな話題作”。
あと、モダンジャズのすべてはチャーリー・パーカー(1955没)にやり尽くされててほかに何も残ってない、というのはジャズの常識の初歩の初歩なので、「ジャズは死んだ」とか21世紀に今更連呼されても吹く。


ところで、、、、、
小学二年の時、同(おな)クラの女子Bちゃんと二人で、同クラのAくんの家に行った。今は覚えてないが学期末のお楽しみ会か何かの相談事があったためだったと思う。ほかにも男子数人が来た。途中で彼らがふざけ始め、いつしかみんなで室内遊び。そのあと、戸外へ出た。出てすぐが砂利の駐車場だった。金網とトタン屋根で囲まれている“檻”の中に、自動車が八台ぐらいあった。
「車の上で鬼ごっこしようぜ。地面に落ちたら鬼」
誰かがそう言い出した。Aくん宅の真ん前だったし、幼い私には八台全部がAくん宅の所有車のように思えた。ルーフやボンネットやトランクの上というのは踏み乗ってもいいのか元々わからず、ただ、Aくんに訊くだけは訊いた。
「靴のままでいいの?」
「いいよ」
私はもう迷わず、男の子たちに交じって車上鬼ごっこに燃えた! 女子のBちゃんは尻込みして見てるだけだった。
しばらくして、それぞれ(たぶん)気持ちよく帰宅した。

翌日の教室。担任の先生(ロッテンマイヤーみたいな中年のガミガミ女史)が朝から“重大事件”を告げて怒ってる。え? あのこと?
次々私たち“犯罪児童”が職員室に呼ばれ、私の番が来た。私は、「八台全部Aくんちの車だと信じてたし、Aくんが『いいよ』と言ったのだから、やっていいんだと思った」と申し開きした。
「車には、それぞれちゃんと持ち主がいるの。Aくんちの車なんて一台だけに決まってるだろ! だいたい、あんたはそれでも女の子?」
理不尽な責められ方をされて私はそれでも、狐につままれた気持ちのままでいた。犯行に加わらなかったのにBちゃんは泣いていた。可哀相に。
授業そっちのけでロッテンマイヤー(当時アラフォー)は教室の全員にこう言い渡した。
「昨日の午後、人様の駐車場に忍び込んで、人様の車の上に土足でよじのぼって、はしゃいで飛び移って、汚した悪人たちがいます。全員五人。そのうちの四人は悪いイタズラだとちゃんと知ってて上った。一人だけは『知らなくて勘違いして上った』と言ってます。ほかに、見てただけの人が一人。みんな、こういう悪さをしちゃいけない! 靴跡つけられた車は全部、弁償問題になってる」