歌、音楽、演出、ストーリーどれを取っても素晴らしい作品でした。
人間誰しも夢を追い求め、叶わなかった者、妥協し別の道を選んだ者、叶えた者、色んな人が居るだろう。しかしそこに共通するのは、誰しも自分一人で真っ直ぐな道を歩んできた者などいないということ。
互いにぶつかり、混ざり、色々な形に変わるジャズミュージックのように、ミアとセブの二人は時にぶつかり、時に交じり、そしてお互いを高めあっていく最高のパートナーであったのだろう。
ファンタジーじゃ無いのだから望む全てを手にすることは出来ない。それぞれが自身の「夢」のために進んだ道で、ふと立ち止まり振り返った時に思う事は...最後の二人の表情にしっかりと表れている。