2016年の話題作(日本公開は2017年)。
2018年に爆音映画祭にてやっと鑑賞。
本作のテーマは【あの頃】
話題作であったし、評価も相当高かったうえに、あの衝撃作『セッション』の監督の次作であったので否が応でも期待しての鑑賞。
しかも〈爆音映画祭〉&〈アルコール入りww〉
現代のロサンゼルスを舞台に、
夢を追う男女の恋を、
素敵な音楽溢れるミュージカルで、
"ザ・クラシカル"に。
各賞受賞、軒並み高い批評…と、ミーハー心をくすぐる要素盛りだくさんの本作を、
「この映画は映画史上、最高傑作だ!」
と褒め称えたかったけど…。
思っていたほどハマらなかったのは、
夢を"見させられた"気がしたから。
"夢"という表面的にキレイなもの、一時の盛り上がり感まる出しの恋を見させられて何を思えばいいのだろうと。
映像、演出、音楽など良く出来ていたが故にひねくれて観てしまったからか、
「夢を見させてくれてありがとう」と言えないまでにこちらの感性が歪んでしまったからか、
鑑賞中、隣の男がケータイを何度も開けて、その都度光が鬱陶しかったからか。
エマ・ストーンの美しさ、
オープニングでのハイウェイシーンと『another day of sun』、
エンディング前の"あの"シーン、
これらは見応えあったなぁ。
鑑賞後も動画でこのあたりだけ繰り返し観ちゃってる。