このレビューはネタバレを含みます
“どうか乾杯を 厄介な私達に”
思い描く理想の人生は誰にでもあるけれど
それが最高に幸せな人生になるかは
誰にも分からない。
心に複雑な気持ちを抱きながらも
1.2.3.4とカウントしてまた演奏を始めるラストは
今この人生を生きてる全ての人へ
「この場所からまた歩み始めよう❣❣僕らはたぶんきっと大丈夫❣❣」
という精一杯強がったちょっぴり哀しげで
か弱いけどたくましい励ましとエールに感じた♡
哀しみや苦しみや喪失はあまり感じたくはないけれど
そういう感情と共に寄り添って生きていくことで
厚みある人間になっていくのかもしれない。
ミュージカル好きの人や映像美に拘る人は
きっと満足出来る作品♡
なんてったって衣装がカラフルで可愛くて
美的感覚を刺激される♡
多彩なBlueが印象的✧
個人的にはミュージカルが得意な方ではないし
どちらかと言うと脚本重視タイプなのもあって
のめり込むまでいかず傍観者になってしまった。
特にライアン・ゴズリングに関しては
内面的な演技が好きなので
本作の彼はもの足りず・・・
主役2人が共演している作品の中では
「L.A.ギャングストーリー」や「ラブアゲイン」の方がずっと好き♬