夢を叶えて、
手にしたいものを手にして…
愛の終結。
それはあくまでも絡み合った迷路の一つの終着点。
あの日、あの時、あの場所で君に会えなかったら。
あの日、あの時、あの場所で君に会えたら。
いろんなifが噛み合って、時に食い違って、人はその現実を生きる。
エンディングは常に分岐して、いくつもいくつもあるのに、時間は一度しか流れてくれないから、リセットはできない。
流れすぎた時間を思い返すとき、“運命”という言葉を使ってそれらを飲み込もうとする。
だからこそ、今しかない。これが分岐点で、その先にあるものが最悪だろうと、その瞬間に燃え上がる鼓動にうち動かされる。それこそがロマンス。
なぜかこの映画を観て思い出したのは、『トゥルーロマンス』でした。
人をポエマーにする映画ですね!
大ヒット、アカデミー賞でも大注目を浴びた傑作。素晴らしかった。
個人的にミュージカルが苦手、ダンスも長いなぁなんて思ってしまいました。
ゴズリングもストーンも別に応援したくならないし魅力的でも無かったし、前半は死ぬほど退屈でした。
が、終盤でガーーーッと引き込まれました。
終わり方が個人的にツボ!
色彩センスが凄いですね!どんな場面でも差し色を入れてくる感じがオシャレ上級者って感じですね。
映画館で観たかった!