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ラ・ラ・ランドのnのネタバレレビュー・内容・結末

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

夢のように色鮮やかなミュージカルという形式でありながら、徹底的に現実を描くなんてすごすぎる。

十代ど真ん中だった公開当時に見た感想は、鮮やかな色に彩られて、音楽が好き、ワクワクする。開始15分間の疾走感が最高。悲しい終わり方だけど、これが現実なのかな?
今の私にとってはちっとも悲しくなんてない。ミアとセブはお互いの最後の微笑みと、自分の夢があればきっと生きていける。現実を追求しつつも希望を写し出した作品に思えた。とはいえ「もしもあのとき」の連続が映し出される美しいシーンには毎度涙が止まらないね。これも現実と同じ。

映画は見るときや重ねてきた経験によって見え方が変わってくるから好きだ。今作品は、中でも歳を重ねるごとにまた改めて見たいと思うもののひとつ。
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