コミーニョセレーゾ

ラ・ラ・ランドのコミーニョセレーゾのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.4
舞台ロサンゼルスで女優を夢見るミアとピアニストのセブの恋愛を春夏秋冬で描いたミュージカル映画!

第89回アカデミー賞では、映画「タイタニック」に並ぶ史上最多の14ノミネート(13部門)を受け、その内の6部門を受賞したミュージカルの名作!

日本でも社会現象を巻き起こした映画!

監督と脚本はあの「セッション」を手掛けたデミアン・チャゼル!

本作のジャンルはジャック・ドゥミの「 シェルブールの雨傘」、「 ロシュフォールの恋人たち」から影響を受けました。
特に「 ロシュフォールの恋人たち」はダンスやジャズ、それ以外から凄く影響を受けたそうです。

ラ・ラ・ランドの製作に当たって、ショッピングセンターと高速道路だらけというロサンゼルスのイメージを膨らませながら西海岸に転居した自身の体験を織り交ぜているとデミアン・チャゼルは語っていました。

キャスティングは舞台ミュージカル「キャバレー」でのエマ・ストーンをデミアン・チャゼルが見て、決めました。

主演の ライアン・ゴズリングはジャズ・ピアニスト役の為に撮影までの3ヶ月間に渡り、ピアノ特訓をしましたし、
全てのシーンを実際に弾いています🎹

本作の主要撮影がロサンゼルスで始まり、ロサンゼルス市内の60ヵ所以上をワンテイクで撮影🎥❗️
合計の撮影日数は40日!

高速道路上で「Another Day of Sun」を歌い踊る冒頭のシーンはスタジオ撮影ではなく、実際にロサンゼルス南部のジャッジ・ハリー・プレガーソンICの一部を借り切って撮影されました。
また、2日間でダンサー100名が出演し、撮影しました!
本作を観る通り、壮大な撮影だった事が一目瞭然ですね🤔
この撮影にチャゼルは「この1シーンだけでロサンゼルスがいかに広大であるかを表現したかった」と語っています。

日本の数多くの著名人が好んでいる作品です。
新海誠監督、椎名林檎さん、米倉涼子さん、細川徹監督、池田エライザさんなど
本作を好んでいると言及していました。

エマ・ストーン、 ライアン・ゴズリング、JK・シモンズ、 ジョン・レジェンド、ジェシカ・ローテなど実力派俳優たちが勢揃いです!

↓ここからネタバレ↓

全てのシーンが空想か現実かの区別がつかなくて、どうなっているのか分からなかった😵

ミアとセブのデュエット曲「city of stars」は夜にピッタリな曲でワインを飲みたくなるような気分です🍷

冒頭の「Another Day of Sun」は圧巻で
本作の魅力がここに多く詰め込まれていました!😎

最後のセブとミアの別れは切ないです。
ですが、二人が結ばれないのが、本作の狙いですので、この終わり方で良いと思う反面もあります🤔

パーティーが終わってからの夜道でダンスする「A Lovery Night」は最高でした!
二人のダンスがキレていて、これこそミュージカルって感じでした!

自分は劇場で観た時に衝撃を受けたミュージカル映画でした😲‼️

私の選ぶベスト3の曲は「Another Day of Sun」、「city of stars」、「A Lovery Night」の三つです!

ラ・ラ・ランドを観た方で好きな曲がありましたら、宜しければ、コメント欄にお寄せ下さい!
お待ちしています!