kmk

LION ライオン 25年目のただいまのkmkのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

昨日まで隣にいた人がいなくなったり、心を許した大人が自分を売ろうとしてたり、そんな日常がこの世界のどこかにリアルに存在している。

たまたま昔の記憶が蘇り、話した仲間が提案したこと(これもまた知が人を救ってる)がほんのちょっとずつ、あの地図のピンとピンを結ぶ糸のように繋がりついには辿り着く。

養子の兄を認めるのに時間がかかったのはやはり本当の兄の存在が大きいからだと思う。
貧しくて、自分自身もまだ子どもだけど弟に与えた大きな愛。
彼に会えなかったことがノンフィクションであることだけがとても悔しい。


p.s.あと大きなターニングポイントのオーストラリアへ行く決断をするきっかけとなったあの女の子のアドバイスも知でサルーを救っていた!
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