健一

LION ライオン 25年目のただいまの健一のレビュー・感想・評価

4.3
迷った距離は10.000キロ。
探した月日は 25年。
道案内はGoogle Earth。

素晴らしい!というか凄い!
とても良く出来た作品。
実話なので 尚感動した🥺。
ハリウッド映画みたいに変に凝ってないシンプルさが さすがオーストラリア映画。

インド🇮🇳のスラム街。
5歳の男の子サルーは兄と遊んでいる最中に停車していた列車に潜り込みそのまま居眠りをしてしまう。
列車は発車してしまい見知らぬ土地へと運ばれ 迷子となる。
やがてオーストラリア🇦🇺へ養子に出され、25年が経過する。
青年になった彼は本当の家族を探そうとわずかな記憶を頼りにGoogle Earthを駆使して検索すると・・・

この作品がキッカケとなって多くの『第二のサルー』が生まれることを切に願う。
こんな事が可能だなんて!
テクノロジーの進歩は素晴らしいと改めて感じた。
俳優陣の中では 義理の母を演じたニコール・キッドマンが抜群に素晴らしい!
彼女にアカデミー賞をあげても全然よかったのに。
デヴ・パデルが助演男優賞にノミネートされた時なんで「主演」じゃないの?と思ったがなるほど!

主役はあの子だ! 🦁


2017年4月15日
京成ローザ⑩ウエストscreen 3
💺182席
客入り 3割くらい埋まってた。

第89回(2016)アカデミー賞
作品賞、
助演男優賞(デヴ・パデル)
助演女優賞(ニコール・キッドマン)
撮影賞、脚色賞、作曲賞
6部門ノミネート。
健一

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