【感動の実話+映画の力】
ずるいわー。泣きました。
田舎のやっすいスクリーンでも映像が綺麗だった。
でっかいとこで観たかったなあ。
この映画で一番心にきたのが、サルーがルーシーに声を荒げて感情を曝け出すところ。
自分が幸運にも不自由のない人生を送れていることの罪悪感。
幸せ1つ1つがサルーを苦しめる。
西加奈子の「i」を読んだからか、それがものすごく伝わってきた。
キャストに関しては、ルーシーマーラやっぱり綺麗。ニコールキッドマンは若作りしないほうが好き。
少年サルーが可愛い。
兄が泣ける。
デヴパテルの演技が良かった。真顔で黙ってるだけでもオーラ纏ってる。
構成も良かった。幻感。サルーにとって家族というものの存在の大きさが際立つ構成、演出だった。
実話と映像美とルーシーマーラで10割増しの映画でしたね。