恭介

LION ライオン 25年目のただいまの恭介のレビュー・感想・評価

4.3
映画館に観に行かなくてごめんなさい。

けど、1人で映画館に観に行ってたら多分、顔がグチャグチャで中々劇場から出れず、係員の人にご迷惑掛けてたかもだから良しとしよう。

準新作になってからレンタルしようかな?と思ってごめんなさい。

我慢できずに新作で借りました。

結果は色々謝りたくなるぐらいよかった(笑)

世の中、いろんな事がおきてるんですね。
実話を元にした映画を観た後、毎回思う。

インドでの幼い頃の壮大な迷子から、養子でオーストラリアへ。この時点でフィクションのような展開。ひょっとしたら、路頭で一生過ごしていたかもしれない。ひょっとしたら、餓死しているかもしれない。
幼少期だけでも色んな人との繋がりで、養子を斡旋している組織に辿り着く。ここまででも充分、奇跡だ。

更に引き取られた先の夫婦。貫禄すら伺える素晴らしい演技を披露したニコール・キッドマン演じる母と父がこれまた奇跡のような人物。

しかし、主人公はこの奇跡のような人生の展開に苦悩し、なかなか実の家族探しに踏み切れない。実の家族探しは今の家族にたいしての裏切り行為になるのでは・・・

正直、この苦悩する主人公の描写時間が多少、間延びしているように思った。
それだけ主人公はニコール夫妻から深い愛情を受けていたのだろう。それ故の苦悩。この辺の描写が、彼女になるルーニーの時間と平行して描かれている為、多少散漫にはなっている。確かに主人公に対してルーニーの存在は重要かもしれない。しかし彼女にも苦悩、家族にも苦悩。ここは家族一本に絞って魅せた方が映画的な演出としては良かったかも。

しかし、それを補って余りあるラストの展開。結果を知っていたとしても、涙腺決壊(笑)実の母との対面もそうだが、自分は兄と主人公の2人の深い愛情の繋がりにうたれた。
ラスト、線路での2人の時間。その時の兄の笑顔・・・

その後、明かされる真実。テロップで泣かされた映画は初めてかも(笑)

そして更にタイトルの意味。

卑怯やなぁ〜こんなんラストにもってくるなんて(笑)

期待を裏切らない素晴らしい映画。

やっぱり映画館で観るべきだった
(T ^ T)(笑)