RHasegawa

LION ライオン 25年目のただいまのRHasegawaのレビュー・感想・評価

4.6
母をたずねて三千里を思わせる。
サブタイトルからラストは大体想像出来たが、養子・貧困・人身売買などを深く考えさせられた。
Google earthで自分の家を探し求め、始まりや途中の美しい景色を追うロードムービー、賛美溢れるラブストーリー。
産みの親と育ての親の違いに主人公の細かく揺れ動く心情が十分に写実的に表されている。
実話なだけあって、厚かましい御涙頂戴や、都合が良すぎるくどいストーリーでない。
製作側の意図が濃厚に入ってないだけあって、自分自身がこの映画にのめりこめる。
両子供をずっと待ち望んでる母親の気持ちはいかほどか、測りきれない。
後半からは美しくも切なすぎて涙が止まらなかった。
最後の最後で隠されていたタイトルの意味がわかり、ドンっと胸を打たれるような驚きが待っていた。

2017年中にこの映画に出会えてほんと良かった!