毎年8万人もの子供達が、行方不明になるインド。
貧困、人口増加。
5歳のサルーは、兄と仕事に出かけた先の駅で、はぐれ、見知らぬ街行きの列車に乗ってしまう。
言葉も分からないまま、ツテもなくさまよい。
孤児院のような場所にはいる。
その後、オーストラリアの夫妻に養子となり、何不自由なく暮らすが、大人になるに連れ、自分のルーツを探るようになり、最終的に故郷にたどり着き、生みの母親に会うと言う感動の25年間の実話。
優しい兄弟愛が、たまらない。
オーストラリアのお母さん役の、ニコール・キッドマンの、大物感を出さない演技が、いい。
良い暮らしが、出来てるからこそ、自分のルーツを大切にしたいもんだな。